2012年に世界は滅亡するか。

2009.11.17 Tuesday 17:47
kazuto funahashi



だって、地球が丸ごとさかさまにひっくりかえるなんていうのは想像もできないし、だいたいどういう力でそんなことが起こるのかわからない。

また、地殻だけがずるりとズレる(みかんの皮だけがぐるりとズレるような感じ)という理屈もあるようなんだけれど、やはりそれもどのような理屈で動くのか不明。現在はプレート・テクトニクスという大陸移動の理論が確立されており、全地球的にそのようなことが起こるとは考えにくい。

次は太陽活動。

太陽は11年ごとに極小期と極大期を迎えるのですが、前回の活動期にエネルギーが放出されつくしていないので、今度の極大のときに(これが2012年)とてつもないエネルギーが放出されるという理論。


んー、素人考えなんだけれど、前回のエネルギーが放出されつくしていないというのはどういう基準なのか不明。仮にあったとしても、「かならずこのくらい放出されなければならない」ということでもないだろう。太陽が極大にいたってプラズマの流れ(太陽風)が強くなると、人工衛星に影響が出たり、地上の送電線に影響が出るといわれているが、まあ、そのくらいのことじゃないでしょうかね。地球の磁力圏はけっこう強力だと思うので。これまでも北海道でオーロラが見えたという記録もあるし、そんなに珍しい現象ではないことを申し添えておく。


最後。惑星直列。


これまで何度も土星と木星が直列するから、とか十字架のような形になるとかいわれて、そのたびに天変地異が起きるといわれているが、太陽系の質量構成は太陽が99.9%となっており、そのほかの惑星やらぜんぶ足しても。太陽の0.1%にもならんわけです。重力は質量に比例するので、その中の惑星が直列しようが並列になろうが、その重力なんて微々たるものなんです。なので終了。



というわけで2012年に地球は滅亡しません。

1999年で懲りただろうが……(´д`)

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