崖の上のポニョ
2009.08.05 Wednesday 13:28
kazuto funahashi
TSUTAYAの会員カードの期限が来て、更新しに行ったら、万年貸出中だった「崖の上のポニョ」が借りられる状態だったので、先週に引き続き「仁義なき戦い」をあわせて2本借りてみた。(しかし、すごい取り合わせだ)
あれだけの大ヒットした映画。本当は劇場で見たかったのだけど、ちょうどハロが生まれたばかりで、映画館へ出向くには月齢は小さすぎたので、レンタル開始まで待っていたのだった。
オープニングからその「総手書きアニメーション」の、うにょうにょ動き加減に感心する。感動というんじゃないなあ、「感心」のほうがしっくりくる。なんというか、「別に全部手書きで書かなくてもええやん」と思ってたので。
ストーリーはみなさん知ってると思うので端折る。
不思議な映画だった。
疑問1.
ポニョが人間になりたいと願うと、どうして魔法が発動し天変地異が起こるのか。人工衛星は落下し、月までが軌道を外れて地球上は大津波が襲っている状態なのである。私の理解では崖の上にある家に住む少年に会いに行くため、海面を上昇させなければならない。そのためには月の力を借りて引力により大きな満ち潮状態を作り出す必要があったから、というところなのだが。
疑問2.
そんなものすごい天変地異で、自分たちが住んでいた町が完全に水没しているにも関わらず、町の人たちに「緊迫感」とか「悲壮感」のようなものがまったくないのはなぜなのか。
疑問3.
ラスト近くのシーン。ポニョ父とポニョ母がいる介護施設「ひまわり」のシーン。水中なのか? LCLなのか?(笑) しかし、足の不自由な老人たちが走り回っていたり、その前にまるで「あの世との境目」のような暗喩にも思えるトンネルをくぐらないといけなかったり。あれはいったいなんだったのだろうか。
子供向けアニメに論理を持ち込むなと言われそうだけど、なんていうかそのへんが気持ち悪いというかしっくりこないのですよ。
それから、今回もあった食事シーン。
宮崎アニメの食事シーンは「本当においしそう」と思わせるテクニックと色彩に満ちていると思う。私が最初にそう思ったのは「紅の豚」のパスタを食べるシーンだったんだが、今回はサンドイッチとチキンラーメンとおぼしき即席ラーメンだった。
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