セミとの戦い
2009.08.17 Monday 11:21
kazuto funahashi
■■■前史■■■
それは1か月ほど前のこと。
出かけようと外に出たら、エレベーターへ行くほうの廊下のど真ん中にセミが鎮座しておりました。
これが腹を上にしていたら死亡認定で、傘で避けたりするわけですが、背中を上に、まるで地上にとまっているように見えるので死亡認定できなかったわけです。
私はセミが苦手だし、奥さんときたら、発狂するほど大大大苦手のようです(虫のたぐいはダメらしい。ゴキとかクモとか)
足でダンダンと音を立てて追い払おうと思ったのですがビクともしない。
やはり死んでいるのだろうか、とも思ったのですが、そうとも限らない。
私は思い切ってそのセミの上をベビーカーを押して通過しました。
平気でした。
しかし、奥さんはそこを通過できません。
「ちょっと男だったらなんとかしてー」
「男でも苦手なものはあるんやー」
と、10分ぐらい大騒ぎしていたのですが、傘を開いて絶対自分のほうに飛んでこないようにしてやっと通過したのでした。
さて、エレベーターで階下におり、歩き出そうと思ったとき、忘れ物を思い出しました。
また、あそこを通過しないといけないのか……。
渋面で部屋へ戻ります。
すると……
さっきまで廊下に鎮座していたあのセミが忽然と姿を消していたのです……。
わずか5分くらいの間に……。
■■■いつもの戦い■■■
駅前の自転車置き場にチャリを止めています。
朝は問題ないのですが、この季節の夜、明かりで照らされた自転車置き場には体内時計が狂ってしまったのか、妙な鳴き方をするセミがたむろしているのです。
しかも、狂ったように飛び交っており、羽音が柱に接触する「ジジジ」という気持ち悪い音がそこかしこから聞こえてくるのです。
きっと奥さんは耐えられないでしょう。秋になってやつらが死に絶えるまで自転車は使わないというはずです。
しかし、私は気合を入れて突撃していくのです……。
今日もやつらの勢力圏からチャリを退避させるために……。
■■■今朝の戦い■■■
今朝、会社に行こうと扉を開けようとしたら外から
「ジジジ」
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