ソウルフラワーユニオンから河村脱退
2009.05.22 Friday 12:10
kazuto funahashi
ニューエスト・モデルの後期にベースとして加入、その後、ソウル・フラワー・ユニオン創設に加わり、これまでベースやギタリストとして活躍してきた河村博司が、昨日付けで脱退を発表した。代わりに、元SHADY DOLLSの高木克が加入する。
とまあ、ニュース的に書くとこういう感じなんだけど。
以前にも書いたけれど、河村とは小学校・中学校の同級で、エアチェックしたテープを貸してもらったり、ギターの弦の張り替え方を教えてもらったりと、まあいろいろあった。
高校に進学してからは音信不通になっていたのだけれど、10年前に「この指とまれ」という同窓会サイト経由で連絡があった。そのときに初めて彼がソウルフラワーユニオンのメンバーになっていることを知ったくらい。とにかく驚いた。だって、そのわずか数年前に、私はレコード会社の営業として彼らのCDをセールスしてたんだから。いや。それ以前に音楽雑誌の記事として彼らを扱ったことがある。だが、取材に現れたのは中川氏一人だったため、基本資料に書かれたメンバーの名前に気づかなかった。だって、同姓同名がいてもおかしくない名前じゃん?(笑)
ソウルフラワーと河村って聞くと、ピンとこなかった。
日本にフォロワーがいないと言っても差し支えないミクスチャーバンドであり、近年の音楽シーンでは珍しく政治的な発言や思想を伴っているバンドである。どちらかというと左派的・反体制的に思われているのが一般的な認識だろう。私もそういう認識であった。
しかし、私が覚えていた河村の音楽性とは少し違う気がした。
もっとポップでロマンチックな感じが好きだったはずだ。
しかも、本人はノンポリだったと思う(まあ、中学のころから思想的に偏っているやつなんていないと思うが)
だが、中学卒業してからいろいろなバンドをやるうちに変わっていったのかと思ったが、今でもトッド・ラングレンのファンだと聞くと、なんや全然変わってへんやんとか思ってしまう。
ソロライブを見たけれど、やはりその世界はSFUとは違うものと思った。
ミュージシャンとしての腕はSFUで十分磨いて披露してきたことだろうから、今後はアーティストとして自らの世界を表現していってもらいたいと切に思う。
知り合いの結婚式で演奏したソロ曲「渚から」
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